海に隣接した立地条件であるため、塩害や耐久面を考慮し、FPR 製と sus 製のどちらを選択するのかが最初のキーポイントとなりましたが、将来の管理コスト面から結果としては sus を選択し、塗装不要の無塗装式 sus 製プールに仕様決定しました。塩害に強く、耐震性の実績ある sus プールは、変形型の幼児プール施工にも十分対応できるため、ベストな選択であったと考えています。この sus 製プールを計画に基盤にして、既存プール並びに付帯施設を全面撤去し、地盤を若干嵩上げしたところに、25mプール・幼児プール・管理棟・機械室などを施工しました。
担当者東京本社:営業担当
40 年ほど前に設置されたコンクリート製 25m の子供用プールがありましたが、5 年前より諸事情により施設は閉鎖されていました。近年、地域住民からの強い要望もあり、同規模でのプールリニューアル計画が持ち上がり、当社で担当させていただくことになりました。
将来的なメンテナンスを見据えたプランニング
海に隣接した立地条件であるため、塩害や耐久面を考慮し、FPR 製と sus 製のどちらを選択するのかが最初のキーポイントとなりましたが、将来の管理コスト面から結果としては sus を選択し、塗装不要の無塗装式 sus 製プールに仕様決定しました。塩害に強く、耐震性の実績ある sus プールは、変形型の幼児プール施工にも十分対応できるため、ベストな選択であったと考えています。この sus 製プールを計画に基盤にして、既存プール並びに付帯施設を全面撤去し、地盤を若干嵩上げしたところに、25mプール・幼児プール・管理棟・機械室などを施工しました。
施工・改修のポイント
塩害の多いこの地域では、もらい錆という地域独特の現象があるということを管理者様より教えていただいたことがプールの材質を選択する上でも非常に大きかったと思います。また、シーズン前には、25m 入水スロープ面で熱膨張・収縮により不具合が発生しましたが、スロープ面下部、砕石に補強を施すことで、円滑に解決することができました。