第43回(2月18日掲載)
2020.02.18 17:18
< とにかく No.1を目指そう! >
紙面も限られてきたので、ここで是非とも皆様にお伝えしておきたい事の一つが、なぜ私がいつも“No.1やオンリーワンを目指そう!”と、言い続けてきたのか。私は子供の頃から劣等感が人一倍強く、それを永らく背負い続けてきた。
プール事業を始めたとき、親会社は経営の総合コンサルタント会社で各分野の専門家が沢山いた。そこで、プールに関してはニッコングループ内で、私が一番になろうと思った。
それ故、専門コンサルタントがやっていた業界誌に、私も出稿することから始めた。慣れない執筆を雑誌社から簡単に引き受け、いつも締切日の前夜は徹夜をして何とか間に合わせる。通常の業務外だから、帰宅後の深夜か早朝又は大切な休日しか時間が取れない。
回を重ねる内に、ビックリするような出版社から原稿の依頼や講演の機会を頂き、ニッコンのブランド価値の向上に貢献できたと思う。
社内のNo.1になって、次は業界でNo.1を目指した。既述の業界初のステンレスクラッド製プールの商品化はその一つである。
バブルヒルの特許取得や海外製品は、時間の経過と共に、いつの間にか取扱アイテム数は業界でNo.1となった。自社製品が、プール市場の各場面で採用されるメリットは計り知れない。
no cache