＜ 本社・新事務所に移転　２０１３年８月８日 ＞

　新生ニッコンで最初に考えたことは、一人前になるステップとして親元の日本コンサルタントグループの本社ビルから出て、独立して事務所を構える。組織も社員も、長い間のぬるま湯から脱皮するには、これが一番と思えた。
　池袋駅・高田馬場駅・新宿駅周辺の物件を模索した結果、現在の下落合に落ち着いた。前の事務所より２００ｍ程目白駅に近い。
　山手線の駅の中でも、他のＪＲや私鉄・地下鉄などの乗り入れが無く通勤に便利。学習院を含め私大が多く学園都市であると同時に、閑静な住宅街を控えていて私の大好きな町だ。
新事務所がワンフロア―になった事で、毎週月曜日の朝礼で輪番スピーチや、ミーティングのスペースもでき打合せがスムーズになった。
　新事務所の効果は、意外なところに表れた。プールのリニューアル案件では、企画提案書が大きな決め手となる。営業・設計・技術の三部署のコラボレーションで、提案書の優劣が決まるかだ。
　新事務所へ移転してから、これら部署の垣根がいつの間にか消えていた。
　“リニューアルの達人”のニッコンが、最も得意とする分野の道が開けた。

・はじめに（プロローグ）

・第21回（９月９日掲載）　・第31回（11月20日掲載）

・第22回（９月１９日掲載）・第32回（11月25日掲載）

・第23回（９月２５日掲載）・第33回（12月３日掲載）

・第24回（９月３０日掲載）・第34回（12月10日掲載）

・第25回（１０月７日掲載）・第35回（12月17日掲載）

・第26回（10月15日掲載） ・第36回（12月24日掲載）

・第27回（10月21日掲載） ・第37回（１月６日掲載）

・第28回（10月28日掲載） ・第38回（１月14日掲載）

・第29回（11月 ５日掲載） ・第39回（１月27日掲載）

・第30回（11月11日掲載） ・第40回（１月27日掲載）