第35回(12月17日掲載)
2019.12.17 09:28
今でも思い出す度に心が痛む東日本大震災。2011年3月11日から9年程で、復旧・復興によって様変わりした地区や、未だ悲惨な爪痕が残ったままの所もある。
人と地域とのかかわりは、長い年月の積み重ねによって醸し出されてきただけに、元の生活に戻るに多くの時間を要すると思われる。
12月のニッコン協力会の理事会で、 “ニッコン仙台営業所は、今回の被災地で大変お世話になっている。少しでも会として協力したい”と話したところ、ヨシ!と佐瀬会長が3万円をテーブルに置いた。他の理事も皆その場で同調した。そして、理事会の総意で新年の総会で出席者に呼びかけることが決まった。
新年の「ニッコン協力会の総会及び新年会」で、理事会での経緯を説明し募金をお願いした。当日、70余名の全員の心の籠った寄付金が集まった。
更に、ニッコン及びニッコン協力会の寄付も合わせて、ニッコン 仙台営業所を通じて、お世話になっている5町に寄付金としてお届けした。
組織の力を改めて認識し、ニッコン協力会の皆様に感謝した次第です。
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