＜ リニューアル市場にシフト ＞
　　
　１９９０~２０００年にかけて少子化による学校プールの減少で、ニッコンの次なる生き残り策は
２０~３０年経過した既存プールのリニューアル市場に転じた。リニューアルの基本理念は、
“伝承された技術とチャレンジする技術のコラボレーションでサスティナブルな施設の構築を計る”こととした。
　　　
骨太方針 …　　
１．徹底した調査で、コストを抑えて再生する。
２．安全で安心できる施設に再生する。
３．魅力あるアイテムの導入で再生を計る。

　提案書の作成は与条件を前提にどんな構想で且つコストを抑えるか。その上で利用者に楽しく使っていただくことで施設側にどのようなメリットを提供できるか？
　提案書は基本の段階で、プロジェクトメンバーに企画の意図を説明して、方向性を事前にチェックする。
　ここでもスピード感は大切な要素で、提案書は“ベストより実現可能な案”を優先する。これが施工時の選択の幅となり、現場で“考える余地”ができ、結果として計画案以上の成果が期待できる。

・はじめに（プロローグ）

・第21回（９月９日掲載）　・第31回（11月20日掲載）

・第22回（９月１９日掲載）・第32回（11月25日掲載）

・第23回（９月２５日掲載）・第33回（12月３日掲載）

・第24回（９月３０日掲載）・第34回（12月10日掲載）

・第25回（１０月７日掲載）・第35回（12月17日掲載）

・第26回（10月15日掲載） ・第36回（12月24日掲載）

・第27回（10月21日掲載） ・第37回（１月６日掲載）

・第28回（10月28日掲載） ・第38回（１月14日掲載）

・第29回（11月 ５日掲載） ・第39回（１月27日掲載）

・第30回（11月11日掲載） ・第40回（１月27日掲載）