第14回(7月17日掲載)
2019.07.17 11:00
<超高級会員制のフィットネスクラブの出現>
昭和から平成に元号が変わる時に、日本のフィットネスクラブは施設のグレードが最高潮に達した感がある。昭和63年に青山通りに“青山クラブ”が、平成2年に渋谷の桜丘に“ネプシス”、そして平成3年に目黒雅叙園に“アルコクラブ”がそれぞれオープン。
超高級会員制のクラブは加入条件も厳しく、高級リゾート施設のようなエントランスや調度品も厳選された落ち着いた施設となっている。
プールはステンレス製、仕上げにセラミックタイルや自然石を使い、耐震性と耐久性に最も優れた工法を採用。
リラクゼーションにはビッグスパやサウナを常備し、水中照明に光ファイバーを導入するなど時代の最先端をいく演出も加味している。更に、施設内にはジム・スタジオ・ゴルフレンジやダイニングの併設もあり、豪華な景観を醸し出している。
ニッコンプールは技術的にも高い評価を得た作品となった。
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